とーますメモ

Ruby on Rails / Goなどの学習メモ

【fail2ban】Ubuntu 18.04上で単純なsshdフィルターのみ使用しているのに、IPがbanされない現象

結論から言うとbackendに、pollingを指定していたのが原因だった。
ちなみにFail2banのバージョンは「v0.10.2」

backend: 対象のログについての指定。 auto, pyinotify, gamin, systemd, pollingの5つから選択可能。 systemdを選択すると、systemdのjournalから情報を取得します。 autoはpyinotify, gamin, systemd, pollingの順番に情報を取得しますが、たまにgaminで失敗するそうです。 任意のログファイルを指定するのであれば、pollingを指定しておけば問題ないと思います。

by WordPressの不正ログインと不正中継メール送信をfail2banでbanしてみた - Qiita

どの記事をみて、pollingの設定をしていたのかは忘れたが、この値をautoにしたところ、ちゃんとIPをBanするようになった。

[追記]

systemdが選択されるとlogpathは無視してjournalmatchを使ってどのログファイルを監視するかを決める

↑ systemdを選択するときは注意が必要そう。。。。

[参考]
fail2banのbackend問題 – NorthPage